セフレとの行為では、基本的には着用必須となるのがコンドームです。
やはり、お互い他に相手がいるのかもまったく不明なのですから、防衛策は万端に。
また、万が一の「できちゃった」があった場合、恋人ならば一緒になるという選択肢もありえますね。
そうした選択はまず考えないのがセフレ、となれば、避妊は最重要項目です。
こう書くと「そりゃそうだろう」で話が終わりそうですが、もう少し深く広く考えてみましょう。
目次
セフレ関係だからこそ、しっかり準備したいコンドーム
何しろ、セフレ関係では相手のことをよく知りません。
また、時とともにお互いをどんどん知っていくのではなく、よく知らない状態をキープするのも、セフレ関係の特徴です。
そうなれば、相手の性的行動も把握はしない・できないわけですから、感染症予防の点でコンドームは必須となるでしょう。
万が一の妊娠の際でも、産む選択は想定しないケースが多くなりがちなので、やはり装着が基本です。
セフレと避妊具の関係において、特徴的なこと
- 相手が不特定多数と交遊しているか、そうでないか、わからない
- 病気を持っていても、相手が正直に言ってくれるとは限らない
- たとえ、実はオンリーワンのセフレ同士だとしても、そうは言わないケースがある
- ピル等を正しく飲んでいるか、飲んでいないか等も、事実を共有するとは限らない
- 妊娠が生じた場合どうするか、話し合っているケースは多くない
- 奔放なイメージがある一方で、避妊具の使用は良く話し合うケースが多い
- コンドームをしっかり買って、適切に持っている男女が多数である
こういった特徴が挙げられます。
最後の方を除いては、危険な要素が並んでいるように見えます。
けれど、それがわかっているのが、セフレ関係愛好者の特徴なのです。
たまーにセックス機会があって、「あ、コンドーム買わなきゃだな」といった状況になるのとは大違いです。
セフレ関係に慣れている男女ほど、慎重になり、コンドームをしっかり使う傾向となります。
このあたり、「行きずり」の関係とは似て非なる、結構堅実な関係なのです。
信頼感あるセフレ関係では、ときには「なし」も楽しめる
一方で、コンドームなしでのセックスも味わえるのが、セフレ関係でもあります。
よく信頼しあい、話し合いもしていれば、安心して「なし」でのセックスも楽しめるのです。
- 彼氏とはコンドームの話がうやむやになるが、セフレとなら話し合える
- 彼氏が気まぐれにナマでしてくるが、セフレ男性は事前にしっかり相談してくれる
- 体調管理としてピルを飲んでいるが、ナマではしたくない、セフレはその辺りを理解してくれる
実際にナシでするかは別としても、セフレ男性とはコンドーム着用について、まずは「話しやすい」とする女性が多いものです。
- 本当はたまにナマでしてみたいが、長年付き合っている彼氏が絶対してくれない
- オーラルセックスはコンドームなしでも良いと思うが、ステディな彼はずっとつけている
こんな話もよく聞かれるもので、「しっかり話し合ってみたい」という希望を持つ女性は多いのです。
ステディな相手だと、むしろその辺りが曖昧になってしまう、恥ずかしくて言えない、という傾向も。
コンドームはネガティブなものではない、セフレとなら楽しめる。
一般には、性感を落とすアイテムとも考えられるコンドームですが、それを積極的に使うことで「楽しむ」こともできますね。
彼氏や配偶者とは恥ずかしくてコンドームについて話すことすらできなくても、セフレ相手なら…そう考える女性は結構多いのです。
セフレと楽しめる、コンドーム遊び
- コンドームについて、一緒にスマホや店頭で調べる
- コンドームを男性に装着してみる
- お互いに好きなコンドームを選び合う
- 味付き、香り付きなどの製品で遊ぶ
- あえて古っぽい製品(厚ぼったい、ゴムくさい等)を試してみる
- コンドームに残った液体を観察する
- プレイの一環として、女性一人でコンドームを買いに、店に入る
仲の良いカップルなら、普通にしていそうなこともあります。
けれど、彼氏や配偶者との行為経験があっても、そもそもがコンドームを触ったことすらない、という女性も多いのです。
セフレができたことをきっかけとして、ネガティブなもの、つまらないものではなく、遊べるアイテムとしてコンドームに関心を持つ女性も多いんですよ。
基本は、しっかり装着としつつ、遊び心も
やはりセフレ関係では、コンドームは基本的に使用したいものです。
女性がピルを飲んでいるからといっても、それは避妊目的とは限りません。
仮に妊娠防止目的でピルを飲んでいるとしても、いわばダメ押しとして飲んでいるケースも。
妊娠の可能性がほぼなくても、衛生面からコンドームを付けてほしいという女性はもちろんいます。
セフレ関係で特徴的なのは、「ステディな相手と違って、性的なことを話しやすい」とする女性が多いこと。
そういったお話の結果としてコンドームをより徹底して使うこともあれば、ときには使用無しで楽しむこともあるでしょう。
お互いの尊重が大事
セフレと聞けば、とても放埒なイメージもあります。
実際、相性が良ければ、ベッド上ではめくるめく経験ができることでしょう。
けれどそれと同時に、守るべきルールはしっかり守るのもセフレ関係です。
お互いの尊重がなければ、継続的なセフレ関係は成り立ちません。
このあたり、激しいスポーツを行う選手こそ、ルールを守るといった話にも似ていますね。
我を忘れるほどに楽しむために、引き締めるべきポイントはしっかりと引き締めるのです。
堅苦しい話ばかりでもつまらないですね。
単に避妊具、衛生用品としてだけでなく、ちょっと遊べるアイテムなのも、コンドーム。
普段は案外恥ずかしがりの女性でも、セフレのあなた相手なら、意外な一面を見せてくれそうです。